手動式回転おもちゃ(ヒント編)
身の周りのものを使った手動式回転おもちゃを作ります。
しくみをうまく利用して楽しい作品を考えてみましょう。
道生作 | こうへい作 (動く映像を見るには ココをクリック) |
あきと作 |
よういするもの | 小さめの紙皿、紙コップ、トイレットペーパーの芯、 工作用紙、フィルムケース(なければプラモデルのお店などで 大きめのプーリーを購入しましょう)、曲がるストロー、たけぐし、 接着剤(グルーガンがあると作りやすい)、 ゴム(長いものがあるとよい) 左写真・・白いプーリーとフィルムケースで作ったプーリー |
作り方のヒント | |
ゴムの力で皿を横回転させたり、縦回転させたりすることができます。 (こうへい作の動く映像を見よう) 両方を組み合わせたり、同じ動きを連続させる事でいろいろな作品を つくることができます。 うまく回転しないのはどうして? たけぐしとプーリー、たけぐしと皿(円)は しっかり接着されていますか? たけぐしは平行または垂直になっていますか? 縦回転の円、またはゴムはプーリーのへこみに きちんと合っていますか? ゴムがきつい、またはゆるすぎませんか? (ゴムの結び目は短く切りましょう) |
しくみ1・縦の回転(BとCの回転) 1、プ―リーをふたつ作り、中心に穴を開ける。(二つのフィルムケースをしっかり接着する) 2、トイレットペーパーを箱に接着後、平行になるようにたけぐしを差し、BとCのプーリーを両側につける。 3、作りたい大きさの正円を工作用紙で作り、中心に穴を開け、Cのプ―リーのへこみにうまく合うように高さを調節しながらトイレットペーパーの上部にたけぐしを差し取り付ける。このときたけぐしが平行であることと、Cのプーリーを回すと円が回転するかどうかを必ず確かめる。 4、うまく回転するのを確かめたら、工作用紙の円が動かないようにストロー(ピンク部分)を付け固定するか、またはたけぐしに直接接着する。 5、ストローの曲がる部分をCのプーリー側のたけぐしの先にしっかり取り付ける。これがハンドルになる。 注意点 *回転を確認したらプーりーや円はたけぐしと接着しましょう *縦回転に使う円は紙皿でもできますが、真っ直ぐな紙の方が安定します。 |
しくみ2・横の回転(AとBの回転) 1、プ―リーをひとつ作り中心に穴を開ける。(二つのフィルムケースをしっかり接着する) 2、ストロー(4センチほど)の先を開き、まっすぐ立つように箱に接着。 3、たけぐしにプーリーを差し、ストローに立てる。 4、紙コップをBのプ―リーの高さより3センチほど高いぐらいに切り図のように窓を作る。紙コップの中心に穴を開け、たけぐしを通す。このときゴムはAプ―リーにかけておきましょう。たけぐしが真っ直ぐ立つように紙コップを箱に接着する 。 5、紙皿の中心にたけぐしを通す。 6、Aプーリーにかけたゴムの端をBプーリーにかける。 注意点 *AとBのプーリーの高さは同じぐらいに調節します。 |