羊毛から作るフェルト制作

100%の羊毛にせっけん水(お湯)をかけながら擦っていくとフェルト状になります。
羊毛の繊維のキューテイクルがからまりフェルト化するのです。コツはとにかく擦ること!
アトリエではポシェットやがまぐちなどに挑戦しました。

がまぐち/こぜに入れ
 (口の部分がチャックに
なってるんだよ)
フェルト時計
モンスターズインクのサリバン(表と裏)
       福岡のエリちゃん作
コースター(低学年の作品)
基本フェルトの作り方(最初はコースターなどで練習しましょう)
用意するもの 100%の羊毛(手芸店などで聞いてみましょう)
500mlのペットボトル、キッチン洗剤、お湯
ビニール袋、エアパッキン(ダンボールをビニールで包んでもよい

水を使うので風呂場などで作業しましょう。
作り方 エアパッキンを作りたい大きさ・かたちに切ります。
羊毛を同じ長さにちぎり、それを両端から引っ張るようにしてさらに薄く分けていきます。ぐしゃぐしゃにならないようやさしくネ!
エアパッキンの上に(凹凸のない方)ちぎった羊毛を薄く均等に敷きます。
最初は縦方向、それから横に、2回ほど繰返します。
羊毛の厚さが同じでないと、穴が開いたりするので注意!
ペットボトルのふたに5.6箇所穴をあけ、お風呂よりちょっと熱い
くらいのお湯を入れ、洗剤を2・3滴落とす。
羊毛の上から4のお湯をまんべんなくかけ、ビニール袋で押さえます。最初はやさしく撫でで、模様をずらさないようにこすります。お湯をかけ、こする。これを繰返していくと、フェルト状になります。
引っ張っても毛がくっ付いてフェルト状になっていれば完成。
よく水ですすいで脱水しアイロンをかけて出来上がり。
ポシェットやがまぐちは基本の作り方を応用したものです。
ここではくわしく説明できないので、フェルト作りの本を参考にしてください。
いろいろなものが本屋さんに出ています。
ポシェットのヒント エアパッキンをはさんで裏と表を作ります。
エアパッキンからはみ出した部分がくっ付いて袋状になります。
がまぐちのヒント がちゃぽん容器に羊毛を巻きつけ、基本と同じように作ります。
口の部分をはさみで8センチほど切り、中を取り出し、ファスナーを
つけます。写真のスライムは頭の部分にボール状のフェルトを入れ、さらに巻き付けかたちをつくりました。